立秋、お盆も過ぎ、ここの所朝晩は大分過ごし易くなって来ましたね。 正に「秋の足音」が近付いて来ている、と言う感じです。 …と、言う事で今回は「読書の秋」に関わる情報を一つ。
皆さんは「本」を買おうと思い立った時、先ず何をするでしょうか? 近年では、筆者もそうなのですが、先ず取り敢えずAmazon で検索して…と、言う方が多いのでは無いでしょうか?
今や書籍通販に留まらず、ネット通販の雄とも言うべき存在と言っても過言では無い「Amazon」ですが、 それでも(当然ですが)お目当ての書物がが無い、在庫切れとなっている、 と言う状況が当然起こり得るわけです。 さて、その場合皆さんはどうされているでしょうか?
「街へ出て本屋を探してみる」と言う方も居れば、 「他のネット通販を探してみる」と、言う方も居らっしゃるでしょう。 筆者の場合は、先ず「Honya Club.com」「e-hon」で探してみる事にして居ります。 残念な事に、この2者の存在は(当方の回りだけの狭い範囲の認識ですが…)まだまだそれ程知られて居ない様ですが、 当方は、実際これらサイトで、Amazon に在庫の無い本を入手した事があります。
この2者は、それぞれ「日販」(Honya Club)、「トーハン」(e-hon)と言う、2大書籍取次ぎ会社(所謂問屋さんですね)が運営しているサイトで、宅配(嘗ての Amazon 同様¥1,500 以上で送料無料)の他に注文した書籍・雑誌を指定の書店で受け取る事が出来ます。 即ち、書店で本を注文するのではなく、直接問屋に注文を出す様な感じですね。 この場合は勿論送料は無料となります。 経験のある方はお分かりの事と想いますが、 書店で本を注文すると、商品が届く迄兎に角時間が掛かるものですが、 その点でもこの方法なら大分速い様です(さすがに「当日配送」等とは行かない様ですが)。 しかも散々待たされた挙句「在庫ナシ」と言う返答が…何て事は当然ながらありません。
ネット通販がすっかり極当たり前の日常生活の一部に組み込まれた昨今、 小売業を取り巻く厳しい状況は、各メディアを通じて頻繁に聞えて来ますが、 就中、書籍小売は相当な打撃を受けて居る様で、 撤退する業者は相次ぎ、個人商店は次々と姿を消し…と云った光景を目にする事も少なくありません。 そんな中、この「Webサイトから問屋に注文→近くの書店で受け取り」と云うシステムは、 大逆転の一縷の可能性を秘めているかも知れませんね。